キホン的なコト

【資金管理】初投資する前に考えておきたいこと:預金・収入からいくらぶっ込むか

投資を始めようとしている人にとって自分の持っているお金のうち、どれくらいの金額を投資に使っていいのか迷うところかと思います。この記事では、そんな人のためにポイントを説明します。

自分の軍資金のチェック

投資初心者のは、大きくは以下の2種類のお金の取り扱いについて考える必要があります。

現保有資産:これまで預貯金してきたお金

これまで全く投資していないので、銀行やゆうちょにお金が貯まっているかと思います。それらの総額を把握しましょう。

キャッシュフロー:収入から支出を引いたお金

収入については、会社員の方であれば源泉徴収票などで、税引き後の自分の年収を把握しましょう。

支出は、銀行口座やクレジットカードの利用履歴から、どれくらいお金を使っているか把握しましょう。その際、自動車や高価な家電などめったに購入しない高額な買い物は省いておいた方がいいでしょう。

こうした資産総額や収支の把握は、めちゃくちゃ面倒なので、マネーフォワードやMoneytreeのような家計簿アプリを使うと非常に楽です。後々、投資口座とも連携が可能なので、オススメです。ちなみに、僕はマネーフォワードを使っています。月額500円で機能が増やせますが、無料で十分使えます。

現保有資産からの投資

投資をこれから開始しようとする人が迷うのが、このまとまったお金をどう扱うかでしょう。

預貯金のうちどれくらい投資に回すか

現金として残しておくべきは、以下、3種類のお金です。

当面の生活費

食費や家賃、水道光熱費、通信費など生活していれば、必ず毎月費用が掛かりますので、その支払いのための現金は手元に必要です。

かなり安全に見積もって、月収×3倍くらいあれば十分すぎるくらいでしょう。

ライフイベントに掛かる費用

独身であればほとんど関係ないですが、結婚、出産、子供の養育・教育費、自動車や住宅購入などを予定していれば、その分の現金は必要です。

僕自身は、自動車や住宅はどうしても必要な事情がない限り、購入する必要はないと思ってます。少なくとも、世間の皆が購入してるから自分も、という考えで意思決定するのはマズいです。

緊急時に必要なお金

これは全く予想は出来ないですが、突然の大きな怪我や病気になった場合の治療費などが該当します。健康保険にちゃんと入っていれば、大きな手術をして高額な医療費がかかっても、自己負担額は最大で14万円程度に抑えられます。年収が1160万円未満であれば、もっと安くなります。日本にはこうしたセイフティーネットがあるので、下手な保険に入らなくても大丈夫です。

ですので、とりあえず50~100万円程度で見積もっておけば十分かと思います。家族の人数にもよります。

 

以上のお金以外は、あなたの余裕資金なので、これを投資に回します。

投資のタイミング

余裕資金が決まったので、ネットで証券口座を開設して、入金します。投資対象の商品はもう決まっていると仮定して、いつ、どれくらいの金額で購入すればいいのか迷うところかと思います。

考え方は大きくは2種類あります。

いきなり全力投資

現在の余裕資金の全額を使って、購入予定の金融資産を買う、という方法です。どうせ相場は読めないものだし、購入直後に暴落したとしても、長期的には上昇するから大したことではないと割り切ってしまう考え方です。逆に、購入直後に高騰すればラッキーですが、それはギャンブル的な発想なので、期待はしない方が良いです。

ドルコスト平均法で時間分散投資

こちらは1年とか2年とか期間を決めて、毎月同じ金額を投資する方法です。投資開始直後に暴落しても、ほとんど痛手はなく、淡々と買い続けられます。

長期投資の観点から言えば、おそらくどちらも大差ないと思います。ただ、投資を開始すると往々にして、世の中の出来事や様々な金融商品に対する関心が急激に増大して、自然と知識が身についてきますので、割とすぐにポートフォリオを見直したくなる、ということがよく起こります。それを考慮すれば、最初はドルコスト平均法で投資信託などに自動積立設定しておくのが良いと思います。

日々の収入からの投資

会社員の方であれば、月給やボーナスで日々預金が増えていきますので、それも投資に回します。こちらもやり方はいくつかあります。

定額投資

年間の収支のプラスになる金額を12等分して、毎月自動で投資口座へ移すという方法です。ボーナス月以外は預金が減っていくので心配になりますが、節約の意識が高まります。

余裕資金を都度投資

毎月あるいはボーナス月に、余裕資金を確認して投資口座へ移す方法です。こちらの方が簡単ですが、目標がないと無駄遣いで大事な投資資金を減らしてしまうリスクもあります。

お好みでどちらを選んでもいいですが、無駄遣いしてしまう人は前者で設定してしまうといいでしょう。

まとめ
  • 初めて投資する人は、現保有資産とキャッシュフローの両方のお金について考える必要がある
  • 現保有資産はドルコスト平均法で、徐々に投資していくのがおすすめ
  • 日々の収入で増えた預金も、ルールを決めて定期的に投資口座に回す
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クロノ レイ
クロノ レイ
ミレニアル世代 / 現役会社員:東証一部上場企業勤務。コーポレートガバナンス、リスクマネジメント関連業務に従事 / 投資歴7年くらい:特別な才能や知識があるわけではないけれどボチボチ増やしています / 心理学修士 (2020年9月現在、法人設立、不動産事業の準備などで多忙につき、ブログ更新頻度は激減します。年末から来年年初くらいには落ち着くと思いますので、その辺の話も記事にさせて頂きます。)